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2004/09/04

難しい曲?

よく耳にする難しい曲って何なんでしょう。
ここでいう難しい曲は楽器を演奏するアマチュアプレイヤーがいう言葉のことですけど。

今回の演奏会で取り上げている曲は、
・リュートのための古い舞曲とアリア
・ロメオとジュリエット(チャイコ)
・幻想交響曲(2,4,5)
・第3組曲(リード)
前回はシェエラザード、詩人と農夫など。

いつも定期演奏会で取り上げている曲って確かに難しい。
楽譜会社のいうところのグレードは4から6の曲ばっかり。
けれど難しい・・・って一体どういうことなんだろう。
楽器の演奏技術には、
・音色
・アーティキュレーション(タンギング、レガート・・・)
・指周り
・特殊奏法(リップスラー、グリッサンド、フラジオ・・・)
などいろいろあるわけだが、どうも一般に「難しい」というのは指周りの場合が多い。つまり、16部音符で速いパッセージを吹くところ。
しかし、そういう部分って地道に練習するしかないし、出版楽譜として出ているわけで、演奏できる人がいるわけで、プロは確かに演奏していますよね。
だとすると、アマチュアであっても練習すればいずれできるんだろうと思う。
それと、プロでもその部分は繰り返し練習しないと出来ないところだろうと思う。

しかし、しかしだ。
「こんな難しい曲は出来ない」と言っている人がいるが、じゃあ簡単な曲は出来るのか?
簡単・・・つまり、楽譜が濃くない、速いパッセージはない曲で、
「良い音」「通る音」「美しい音」で「その曲にふさわしいうたいかた」で演奏できているか?
ゆっくりしたテンポの曲の難しさ、それはそれで大変難しい。
しかも合奏になれば「ピッチが合う」「美しく響く」「純正な響き」が求められる。
そして、そういうところはプロの演奏家は2,3回あわせればきっとできるのだろう。

まずアマチュアは一般に「簡単」といわれている曲をきちんと演奏できるようにするのが望ましいわけですが、残念ながら上記の難しさがよくわかっていないように思うのです。
楽団でも、楽器を吹くために参加している人と音楽をするために参加している人がいるわけで、楽器を吹くことが目的の人は、
「楽譜どおりに音符を並べられた。吹けている。」
という判断をしてしまうこともあるようです。
しかし、それまでであればそれは音楽とは言えないと思うのです。
自分も研鑚を積まなければと思うと同時に、団員みんなが研鑚を積まないと良い音楽は出来ないし、楽しくない。

 

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